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投資の鉄人がタックスヘイブン(≒オフショア)について詳しく解説

タックスヘイブン(≒オフショア)とは?

tax havenとは、税金が免除されたり、著しく軽減される国・地域を指す。「租税回避地」とも呼ばれます。
ヘイヴン(haven)は「避難所」の意味です。
タックス・ヘブン(heaven=税金天国)ではありません。最近は、「オフショア」とほぼ同義語として使用されることが多いようです。タックスヘイブン の多くはこれといった産業がない小国や島国。イギリス周辺の自治領(ガーンジー島、ジャージー島、マン島)、カリブ海(バージン諸島、ケイマン諸島)や南 太平洋(バヌアツ、ナウル)の島々などが典型的なタックスヘイブンで、同様の租税優遇処置を設けている国や地域は世界に50ヵ所以上あると言われていま す。ここで運用される資金には譲渡益課税や利子・配当課税がかからず、そのうえ相続税・贈与税がなく、国外(地域外)で得た所得に対して所得税・法人税が 課税されないなど、機関投資家や富裕な個人投資家に多大な便宜を提供しています。オフショアを利用するメリットは、税制面での優遇処置や守秘性だけにとど まりません。ひとつは、日本よりはるかに安いコストで海外の金融商品に投資できること。たとえば、日本の銀行や証券会社が販売する「海外ファンド」はルク センブルクなどで設定されたファンドを国内に持ち込み、定款等を翻訳し、金融当局の許可を受けて販売しています。当然、その分のコストを上乗せしなければ 割に合いません。逆に、同じファンドをルクセンブルグの証券会社で購入すればコストはずっと安くなります。もうひとつは、日本の金融機関ではとうてい考え られないさまざまな金融市場にアクセスできることです。たとえばインターネット検索のGoogleが話題になったとしても、日本の証券会社でその株を購入 するのは容易ではありませんが、海外の証券会社(アメリカ、香港、シンガポール、ルクセンブルクなど)に口座を持っていれば、上場直後から投資できます。
そのほか、
①海外旅行の時に便利だから
②退職後に海外で暮らす為の準備
③万が一日本国が破産した場合、国家は金融システムを維持し、海外への資産逃避(キャピタル・フライト)を防ぐために銀行預金を凍結することが考えられます
(最近では、経済危機に陥ったアルゼンチンが預金封鎖を実施しました)。
そうなると、円資産、外貨建て資産にかかわらず、外貨系金融機関を含め、国内の預貯金には一定の引出制限が課せられます。それに対して海外の金融機関は、 日本国政府とは無関係に、それぞれの国や地域の法律によって運営されており、こうした預金封鎖の影響を受けることがありません。

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