投資用語
投資の鉄人が金融派生商品について詳しく解説
金融派生商品とは?
デリバティブとは現物取引から派生した取引なので日本語では派生取引と訳されます。
デリバティブには、大きく分けて
1.先物取引、2.オプション取引、3.スワップ取引があります。
1は将来の約束した期日に事前に約束した価格で売買する取引
2は将来の約束した期日に事前に約束した価格で売買する権利を売買する取引
3は交換する取引(例:変動金利と固定金利、FXにおける金利差の交換など)
ややこしいですね。
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元々は、変動金利制などで企業等が為替変動によるリスクをヘッジするために発達したもです。そんなこと私たちには関係ないと思われるかもしれません。しかし、本当に安定した資産運用・リスクヘッジのためにはデリバティブは重要です。
先物取引というと危険!資産を失う!というイメージを持っている方も多いでしょう。しかし、多くは一攫千金を狙ってレバレッジのかけすぎなど投資手法の間違いから起こったものです。世の中そんなに甘いものではありません。
リスクをヘッジするために生まれた取引法なのに、これでは本末転倒ですね。では、一般の方がデリバティブに安全に投資するにはどうすればいいのでしょう?
一つの例として、ヘッジファンドがあります。
ヘッジファンドとはデリバティブを活用することによって安定した高い収益を狙うファンドで、以前は比較的最低投資額が多かったため、顧客は富裕層中心でした。
ヘッジファンドの長所としては、デリバティブを使用することで、相場の上昇時だけでなく、下落時にも相場の変動を利用して収益をあげれることがあります。
今後、一本調子で上昇相場が続くならヘッジファンドに投資する必要はないでしょうが、現在のように相場の転換期が近づいている時は、非常に強力な力を発揮します。
有名どころでは、ポンド危機を仕掛けたジョージ・ソロスのクォンタム・ファンドがあります。ポンド空売りでイングランド銀行を破綻させたきっかけを作り、伝説の人となりました。
しかし、ロシア危機を契機とし、LTCMが破綻寸前までいったことなどはレバレッジの掛けすぎやノーベル症受賞経済学者が開発したシステムへの過信等が引き起こしたもので、デリバティブも注意を怠れば破滅への道となるということでしょう。
しかし、想定外の変動が起きた時の危機管理がしっかりしておれば、ヘッジファンドへの投資は安定した資産運用のために非常に役立ちます。
